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フラットな思考の限界

プログラマとして社会人を8年ほど経験したりとかその他いろいろ経てフラットな思考ができるようになった。(気がしている)
分かりやすく役に立つのは、「これでヨシ!」となったところで「いやいやちょっと待て。本当か?」って見直す癖がついて、ミスを未然に防げるとかそんなの。
人の話を頭ごなしに否定せずにまず聞いてから考えるとか大人な対応もできるようになった。
腹が立つことがあっても「まあまあ」と自分でたしなめることができるようになった。
心の平穏を保つ意味ではすごく役に立ってはいるのだけど自分の目指していることに対してもなあなあになってきてしまっていることを感じ、このようなバランスの取れたフラットな思考は邪魔なのではないかと思い始めた。

フラットな思考の良くない点として予防線を張りがちになってしまう。
Xやらブルスカやらなんでもいいのだけど、ものごとを語る時に「~だが、〇〇だ」と言ってしまいがち。
メリットを述べてからデメリット、デメリットを述べてからメリットを述べるみたいな自分の中のフォーマットが出来上がってしまっている。もっと手放しに喜んだり、けなしたりできないものか。(けなすのは流石にちょっと…だけど)
とにかく、この決まった物言いが自分自身で気に入っていない。

もっと尖ったり極端に振ってしまってもいいんじゃないかと思うこの頃。
ゲーム開発の進捗がよくないのもこれが1枚噛んでいるのではなかろうか。
要するに決断力に悪影響を及ぼしている。
設計についてあれこれ考えるよりももう少し手を動かした方がいいのではないだろうか。

という感じです。

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